WordPress 管理画面のアイコンが変になっちゃった

ある日、管理画面を開いたら、アイコンがうまく表示されません。

Google先生に色々聞いては見たものの、先人たちの例とは違う気がしました。
なぜなら、そんなにディープなカスタマイズしないから。

Font Familyなんていじってませんし。
本当に、ある日突然、ログインしたらこんなの。

WordPressデフォルトのアイコンだけNG

とりあえず、safariじゃなくてchromeから管理画面にログインしてみたら、こっちは現象なし。
明らかにWordPressじゃなくて、環境(ブラウザ)側の問題でした。

safariのキャッシュをクリアしたら現象解消。
よかったよかった。

パパはこう思う

いきなり難しいことは考えず。web関連でトラブルあったらキャッシュクリアしてみるべし。(もちろん可能であればログ確認も忘れずに)

Opigno LMSを試している。

仮想環境にUbuntu Serverをインストールして、Opigno LMSを試しに触っています。

Opigno LMSは、CMSのDrupalをベースにしたLMSです。

E-learning環境を構築するためのDrupal distributionですね。

メンテナンスのための手順を備忘録として。

  1. サイトキャッシュのクリア(バックアップデータ軽量化のため)
  2. ウェブサイトデータとデータベースデータのバックアップ
  3. ウェブサイトの管理メニューからcoreやmoduleの更新を行う。

サイトキャッシュのクリア

drushをインストールしている場合は、以下でOK。

$ drush cr

drushを使っていない場合は、サイトの管理画面からキャッシュのクリアを実行。

ウェブサイトデータとデータベースデータのバックアップ

ウェブサイトデータのバックアップ

$ tar cvxf [バックアップ先のディレクトリとファイル名指定] [対象ディレクトリ]

自分の場合は、ホームディレクトリ化にバックアップ用ディレクトリを切りました。

$ tar cvxf ~/backups/YYYYMMDD_xx [対象ディレクトリ]

データベースデータのバックアップ

$ mysqldump --single-transaction -u DBユーザ名 -p DB名 > 出力先ファイル名.sql

さらにgzip圧縮

$ gzip バックアップファイル名.sql

パパはこう思う

バックアップは、本当に大切。
どうにもならなくなった時は、とりあえず復元に頼れるし。

バックアップをとり忘れていて最初から作業しなきゃいけなくなった時なんて、もぅ。

「語義失語における語の意味カテゴリー特異性障害」を読んだ

今回の文献

伊藤 皇一, 中川 賀嗣, 池田 学, 山田 典史, 橋本 衛と田辺 敬貴. 「語義失語における語の意味カテゴリー特異性障害」. 失語症研究 14, no. 4 (1994年): 221–29. https://doi.org/10.2496/apr.14.221.

要点

語義失語とは

  • 固有名詞や具体語に顕著に認められる語義の障害
  • 語の辞書的意味の障害
  • 仮名操作は保たれる一方、漢字操作が苦手
  • 記憶的側面からは、語の意味記憶障害とも言える

報告されていたのは、葉性萎縮とヘルペス脳炎例で、症状の進行にかかわらず色と身体部位カテゴリーの理解・呼称が良好だった。

これらの語の概念系・媒介系は、左側頭葉前方から中間部にかけての領域とは、異なる部位に存在すると推測されていた。

色彩失名辞は、左後大脳動脈領域が責任領域かも。
色の媒介系は左舌状回側頭葉部が責任領域かも。

身体部位は、左頭頂葉が責任領域かも。
身体部位失認については、視床-頭頂葉が重要視。

パパはこう思う

確かに自験例でも、ヘルペス脳炎後遺症での失語症・高次脳機能障害では、上述の臨床像になることが多い気がします。

まずは、機能障害の程度を評価し改善を試みますが、保存ルートがあるのであれば、やはりそれも活用すべきだと思うのです。

alfresco CommunityEditionを自宅サーバーへインストール

自宅サーバーへalfresco CommunityEditionをインストールした時の忘備録です。

目的

数年前にEvernoteの規約が変わり、個人的なデータのバックアップ目的でのアップロードが禁止になりました。
これまでは、子どもの写真やら記録やらのバックアップに活用しようと思っていたのですが、残念ながらその使用方法では、規約違反となります。

仕事柄、患者さんや利用者さんへの練習課題を自作する機会も多いので、そういったものも管理したい。
特に、失語症や高次脳機能障害に対する練習課題は、書式が一緒でも課題を解く時のルールや意識を統制することで、別な脳機能の賦活化になるので、課題1つに対しても利活用の方法がたくさん生まれます。
そういうこともドキュメントとして整理して、自分の財産として置きたいとも考えています。

ちょっとつまずいた or 気をつけた

MySQLのユーザー作成時にwarning

MySQL5.7環境でuserをgrantで作成しようとしたら、Query OKとは表示されましたが、1 warningと言われました。

Query OK, 0 rows affected, 1 warning (0.00 sec)

googleで調べると、以下の記事がトップヒット。

MySQL 5.7時代のユーザー作成について

どうやら、いきなりgrantではなく、create userしてからだったらno warningだったようです。

MySQLドライバについて

javaから使用されるMySQLドライバを導入する時、最新版を導入するように注意しました。

https://dev.mysql.com/downloads/connector/j/5.1.html

PATHが通ってなかった

alfresco本体のダウンロード先とインストール先を/opt下にしていたので、デフォルトではパスが通っておらず、command not foundと怒られた。

export PATH=$PATH:/opt
source ~/.profile

でPATHを通して解決。

library関連で怒られる

alfrescoのインストーラを起動してすぐ、以下のライブラリがインストールされていないと警告が表示された。

fontconfig libSM libICE libXrender libXext libcups libGLU libcairo2 libgl1-mesa-glx

 

You are strongly advised to stop this installation and install the libraries.
For more information, see the LibreOffice documentation at http://docs.alfresco.com/search/site/all?keys=libfontconfig

https://dalanzg.github.io/tips-tutorials/ubuntu/2016/05/07/how-to-install-alfresco-community-edition-5.1-in-ubuntu-server-14-04/

上記だけでは、やっぱりlibrary関連で怒られる。

以下も参考にした。

http://www.giuseppeurso.eu/en/alfresco-tips-and-tricks-12-libraries-necessary-to-support-libreoffice-were-not-found/

インストールしたらログインできなかった

インストールが無事に終わったと思って、ログイン画面を開いたが、ユーザー名・パスワード共に間違いなく入力し、ログインボタンをクリックしても反応なし。

IPもしくはHostnameを指定するときに、ローカル内だからデフォルトのlocalhost ( 127.0.0.1 )でいいやと思っていたら、ログイン 画面の遷移がうまくいかなかった。

ちょっと考えれば、サーバーそのものでブラウザ表示するわけではなくて、ローカルの端末からはIPで参照しているわけだから、ちゃんとローカルIPを指定してあげなきゃいけなかったね。

ということで、最初からやり直して、ローカルIPをちゃんと指定し直してインストールしたら、無事完了しました。

alfrescoの画面は表示されるけどエラーが表示される

別環境にubuntu server 16.04 LTSをクリーンインストールして、alfrescoだけをインストールした時に、以下のメッセージをブラウザ上で確認。

“Cannot find Alfresco Repository on this server. (Does this application have access to alfresco-global.properties? Does this application have cross-context permissions?)”

とブラウザに表示された。

サーバー内のファイアウォールでポートを遮断してたのが原因だった。

alfrescoが使用するポートは結構あるので、ufwコマンドなどを使用して、確実に意図したポートだけが、開かれるように気をつけたい。

「脳はいかにして言語を生み出すか」 第1章を読んだよ。

本書は、3名の理学博士が、多岐に渡る知見をもとに「脳はいかにして言語を生み出すか」について、論考しています。

言語発達や構音、言語学、コミュニケーション行動などの各領域を縦断的に論じるているのではなく、「脳と言語」という横断的な切り口で書かれているところに、言語聴覚士としての面白みを感じます。

第1章では、横断的な切り口ゆえ、ヒトのみに焦点を当てるのではなく、鳴禽類などの他種のコミュニケーションや言語学の歴史的変遷などにも言及しています。

よって、学生時分に読むよりも、臨床家として読んだ方が、自身が日頃臨床で相手にしている「脳と言語」というものを、総体的に捉える視点が養われると思われました。

しっかりと読み解いていきたいので、まだ第1章しか読んでいませんが、読み進めたら報告していきます。

「発話障害の評価と訓練」を読んだ

今回の文献

熊倉勇美: 発話障害の評価と訓練 ー言語聴覚士に何ができるか,何をすべきかー. Japanese Journal of Speech, Language, and Hearing Research Vol.15 No.1 pp3~10. 2018

パパはこう思う

「発話障害」という用語について

発話障害という概念は、障害福祉という観点からは、広い方が良いと思う。

限定的な領域のみを取り扱う場合は、それ相応の用語を定義した方が、混乱が少ないと思う。 ただ、発話障害という「後遺症」と言った場合、先天性の問題は「後遺症」とは言えないので、表現に気をつけなければならない。

評価と訓練について

Dysarthriaの検査法のコンセプトが、

  1. 構造を見る視点
  2. 機能を見る視点

に分けられていて、「負荷をかけるとどうなのか」という視点を加えることに納得した。

「速く話すこと」と「ゆっくり話すこと」

また、評価と訓練の領域を本人の発話機能や本人そのものだけに向けるのではなく、聞き手にも向けることの重要性も分かった。

今日のまとめ

一般的にはゆっくり話すことは、発話障害の負荷を軽減すると言われているけど、そうなるとは限らない。